愛のひとしずく運動

≪最新版注文書はこちらから≫
　　　　　　【修正後】令和6年度注文書　2024-Ⅰ【自動計算】 2024.４〜

「愛のひとしずく運動」の趣意書

手をつなぐ育成会は、知的・発達障がい（児）者とその家族、及び支援してくださる方々で構成されている会です。会員数は全国で約20万人です。お陰様で、皆様方の温かいご理解とご支援に支えられながら、私たちの地域でもおよそ半世紀にわたって真摯に福祉活動をつづけています。心から感謝申し上げます。

言うまでもありませんが、知的な障がいがあるといわれる人たちも、一般の方々と同じように、地域社会の一員としてみんなと一緒にごくふつうに暮らしたいのです。このあたりまえのささやかな願いさえ、それを叶えるのはなかなか困難な社会的現実があります。そのため、本会は「育ち」の支援、「学び」の支援、「働き」の支援、そして「暮らし」の支援、「老い」の支援など、知的・発達障がい者の生涯にわたる人権回復および人権擁護を目的にさまざまな活動を行っているのです。

本人も、その家族も、周囲の人たちのちょっとした優しい思いやりと支えがあれば、障がいをあまり気にせずに地域の中で生きていくことができます。だから、皆様方の「愛のひとしずく」が必要なのです。しかし、「愛のひとしずく」はただ私たちのためだけでなく、万人にとって大切なものです。それは、みんなの心を潤し、平和な社会を作るための一滴でもあります。その一滴の輪がこの社会に大きく広がることを願って止みません。

このような意味で、本会が取り組んでいる「愛のひとしずく運動」は、知的・発達障がい者の福祉活動を通じて、地域のみんなが幸せに暮らせる心豊かな社会の実現を目指しています。どうかこの運動の趣旨をお酌み取りの上、ご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。